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写真画とは
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写真画(しゃしんが)とは
作品としては写真ですが、写真を絵画(日本画や油彩画)の様に表現するものです。 そのために絵画と写真の世界が融合する独自の写真技法を開発しました。 つまり、写真に関わるあらゆる技術の可能性を徹底的に追求し、他の分野には真似の出来ない 写真だからこその表現を確立したのが、又三郎の写真画です。 デジタルでは表現し得ない芸術性を求めてアナログ技法にどこまでもこだわり、限りなく 詩情の世界へと深めていきました。よって、コンピューター類による画像処理は 一切加えておりません。
また「写真」とは、真実を写すもの、「写真画」とは写真ではありますが、ともすれば 忘れがちな日本人の心を写し描く「写心画」の世界を表現した作品です。
写心画(しゃしんが)とは
文人、詩人の先人達が眼にしたであろう、当時と変わらぬ大自然の姿や由緒ある建造物を 眼前にした時、ただシャッターを押したのではなく、時代の経過により忘れられたり 失われかけている日本人の民族意識や心を自らの中に呼び起こし、写真の中に又三郎の 「情念」を込めて生み出されたものです。それが又三郎の写心画です。
抄絵(しょうよ)とは
又三郎が心の師と仰いだ童謡詩人野口雨情や、和歌や俳句を生み出した先人達の叙情の 世界こそ又三郎の「心を写し出す技術(即ち写心画)」が開発された原点であり、抄絵として 多くの作品の中に息づいています。 |
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